クッションフロア(CF)の仕上がりの良し悪しは、数か月後に分かります。
木目柄(ウッド柄)のクッションフロアの場合は特に、丁寧な柄合わせとジョイント溶接で仕上がりが変わります。
この工程を省いても、施工直後は分かりません。数か月経つと、隙間が開き始め、生活しているうちに湿気やゴミが入り、やがてめくれてきます。
ジョイント部分を残して糊を塗ります。
縦溝(凹)を合わせ、下側、上側CF共に縦溝をまたぐようにマスキングテープを貼ります。
上側の縦溝の2ミリほど外側を、アルミ定規などを使ってカットします。
この時、溝の凹部内で切らないことがポイントです。
糊を塗り、ローラーで抑えます。
上側と下側CFに貼ってあったマスキングテープの継ぎ目にコールドシームAを入れます。
マスキングテープの上に残っているシーム液が垂れないように、手でなじませ乾かします。
シーム液が半乾きのうちに、マスキングテープをはがします。時間が経つと、継ぎ目にテープが残ってしまいます。
クッションフロアのジョイント溶接 仕上がり
木目柄のCFの継ぎ目をきれいに仕上げるポイントは・・・
1 上下の縦溝をきれいに重ねる
2 カット(切る)前に、マスキングテープを貼る
3 カットする位置は、溝の凹部ではなく、肩から2ミリ外したところ
4 マスキングテープの隙間にシーム液を入れ、半乾きのうちにテープをはがす
最近の賃貸では、フローリングやフロアータイルに需要がシフトしていますが、賃料との兼ね合いでウッド柄のクッションフロア(CF)の需要もまだあります。
お見積りは無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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