公益財団法人日本賃貸住宅管理協会による

「賃貸住宅市場景況感調査」 が公開されています。弊社HPへお越しくださったオーナー様には、「首都圏」のデータが参考になると思います。(他に、「関西圏」と「首都圏・関西圏を除くエリア」のデータがあります) 賃貸市場の変化を客観的に概観できます。

「成約件数」=入居率・空室対策の参考データ

2016年度上期の成約件数です。「増加」が40.9%、「変化なし」が40.9%と同率です。
「家賃を下げたからでは?」と思われたオーナー様は、成約賃料のデータ(下)もご覧ください。

「成約賃料」とリフォーム・リノベーションとの関係


全体では、「減少」が33.8%です。
一方、「増加」も21.5%です。間取別では、「1LDK~2LDK」が27.3%「増加」しています。

2014~2016年の、3上期分のデータです。2014年の「減少」が43.1%(2013年も39.7%)もありましたので、2013~2014年にかけて、賃料が底値になった物件が多かったようです。

それから2年経ち、「賃料が増加した物件が21.5%」「1LDK~2LDKは27.3%も」あります。賃料は下がり続けるだけではないようです。

都市部への回帰や、景気回復・・・?
「減少」した物件も25~30%ありますから、それだけではないでしょう。

「成約件数」と「成約賃料」から読み取れること

賃貸市場の飽和、低金利政策によるマイホーム志向、空き家問題、新築賃貸物件の乱立・・・
これらのニュースから予想するデータと上記2つのデータは、一致しているとは思えません。入居が決まる部屋、賃料がアップする部屋には、きっとなにかあるはずです。

「差別化」「好感度アップ」「印象に残る部屋」「安心」「快適」「イメージ戦略」「仲介さんが案内したくなる部屋」

「リフォーム業者にできることはなにか」をいつも考えています。
成功例を積み重ねてきたからこそ、お役に立てることがきっとあります。


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